2012年11月24日土曜日

【ドット絵】西武特急レッドアロー&西武山口線「レオライナー」

今日は西武の残り車輌ということで、10000系「NRA(ニューレッドアロー)」と、新交通システムの8500系「西武山口線(レオライナー)」です。
西武10000系&8500系























【車輌解説】

10000系「ニューレッドアロー」は、1993年に登場した特急型電車。
当時、老朽化が進んでいた初代西武特急・5000系「レッドアロー」を置き換える目的と、
西武新宿線の臨時特急の実績から新しい定期特急を設定するべく開発されました。
なお、全編成が日立製作所製です。

落成後は西武新宿線の特急「小江戸」に投入され、
その後5000系が担当していた池袋線の特急「むさし」「ちちぶ」「おくちちぶ」を置き換えました(後におくちちぶは廃止)。

11編成7両、計77両が在籍し、そのうち最終編成である10112Fを除く全列車が、
まだ機器類の新しかった5000系から床下機器や走行機器などを流用して製造されています。
10112Fは、方向幕のLED化や制御装置をVVVFインバータ制御に変更するなど、性能が他編成と大きく異なっています。
なお、5000系の残された車体などは、
大半が廃車解体されましたが一部編成は「富山地方鉄道(地鉄)」の16010形として譲渡され、現在も活躍しています。

10107Fは、フランスの旅行ガイドブック「ミシュラン」に秩父・長瀞が記載された記念として、
「☆のあるまち 秩父・長瀞」と銘したラッピングをまとっています。

10105Fは、過去の5000系「レッドアロー」の塗装を意識した
「リバイバル塗装(厳密には塗装再現車輌)」をまとい、「レッドアロークラシック」と名乗っています。


8500系「レオライナー」は、大手私鉄が保有する路線では唯一の新交通システム・西武山口線で活躍している車輌。
登場年が1985年なので、8500系となったそうです。
新交通システムなので、ゴムタイヤでガイドレールに添って走行しますが、法律上は「鉄道」です。

4両編成で、車体長は1両あたり8.5mしかなく、片側1扉、クロスシート車輌です。
西武球場前~西武遊園地間を単線で結び、
そもそも娯楽施設間を往復する鉄道であるためか遊戯施設の面が強く、西武遊園地のアトラクションとして認識されている方が多いようです。

特筆すべき点として、新交通システムとしては史上初となるVVVFインバータ制御方式を採用した事が挙げられます。
鉄道ですらまだまだ採用率の低かったVVVFインバータ制御を、先駆けて投入した先見の明は相当なものです。



さて…次は何描こうかなぁ

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